趣味のタロットリーディング

趣味でやっているシロウトのタロットリーディングです。

手相占いって…

[占い]っていうと何を思い浮かべるでしょうか?

 

私が真っ先に思いつくのは[星占い]ですね。

TVの情報番組なんかだと、星占いによる[今日の運勢]のコーナーが結構がありますし、女性雑誌にも必ずといっていいほど、星占いのページがありますもんね。

日常的に目にしやすいのが、この[星占い]ではないでしょうか。

 

あとは、[手相]や[風水]、[姓名判断]や[四柱推命]。

[血液型占い]に[夢占い]に、もちろん[タロット占い]もありますね。

 

それから[動物占い]とか[しいたけ占い]っていうのも聞いたことがあるなぁ。

まぁ、そんな占いがあるって聞いた事があるだけで、実際にどんな占いなのかはよく知らないんですけど…。

 

こんな風にパッと思いつくものだけでも、占いって結構あるんですね~。

歴史のあるものから「誰が考えたんだ!?」っていう、めちゃくちゃ胡散くさいものまで、本当にいろいろな占いがあって、新しい占いもどんどん増えてる昨今ですよね。

それだけ[占い]が生活の一部になってるって事なんでしょうね。

 

では、自分が占いを[やる]としたらどんな占いにしますか?

 

[星占い]なんて一番身近な占いと思うのに、実際に自分で占えるかといえば、たぶんムリでしょう。少なくとも私にはムリです。

 

雑誌に載ってるのは[各星座の運勢がどうなってる]というものばかりで、星占いのやり方や勉強法が載っている本や雑誌って見た事ないですもん。

しかるべき方法で勉強をしないと、きっと占えるようにはならないですよね~。

 

やっぱり独学でできそうなのって[タロット占い]くらいしか思いつかない…。

初心者用のカードと解説本のセットを買えば、ある程度自分で占いをする事ができますからね。

勉強嫌いな私には[タロット占い]はピッタリでした。

 

そんな風に「本格的な占いはやった事ないんですよねぇ」と言いたいところですが、実は私[手相占い]をかじった事があるんです。

 

いや、正しくは『かじろうとした』って感じでしょうか。すぐ挫折しちゃったんで…。

 

[手相占い]に興味を持った理由は、よくある事かもしれませんが、自分の手相がちょっと珍しかったので、もっと詳しく知りたいと思ったから。

 

私の手相って世間でいう[ますかけ線]なんです。しかも両手の。

 

これ、私の手相                

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子供の頃は、手相って『手のひらを横切る真っ直ぐな線はみんなにあって、その他の線が個々に違っているもんだ』と思ってたんですよ。 ←アホやん

 

そして中学生くらいの時に、普通は頭脳線と感情線は繋がっていない事を友達に教えられ「珍しい手相だね」と言われて、「え?そうなの?」って感じで[ますかけ線]を知りました。 ←ホントにアホやん

 

興味を持ってからはまず、本屋の手相占いの本を読みました。もちろん立ち読み。

手相占いの本を読むと必ず載ってはいるんです。[ますかけ線]の事。

 

珍しい手相で、[片手の人は100人にひとりで、両手の人は1000人にひとり]だとか、[波乱万丈な人生]だとか[天下取りの相]や[百握り]なんて表現もあったりしました。

 

ただ、私には全然あてはまってない気がしたんですよ。

まぁ中学生だったんで、[波乱万丈な人生]とか[天下取りの相]とかいわれてもピンとこなかったのかもしれませんが…。(何十年たった今でも天下取ってないけどね~)

 

手相占いの本には[ますかけ線]の有名人もたくさん紹介されてて、確かにみんな天下取ってる感がすごい人たちばっかりでしたけど、『きっと売れてない芸能人とかの中にも[ますかけ線]の人はいるはず!』とも思いましたしね…。

あ、そういう人は[波乱万丈な人生]って事になるのかな??

 

とにかく、1~2ページしか解説されていない市販本では、当然ですが、ちゃんと納得できるような答えは得られませんでした。

 

ただ、いきなり『それなら自分で手相の勉強しよう!』とは思いませんでしたよ。

どうやって勉強したらいいのか分からなかったし、なにより難しそうだと思ったし。

   

だから、自分でタロット占いをするようになってからも、心の片隅で「私のますかけ線ってどんな感じなんだろう」と、なんとなく思う程度でした。

 

そして、そのまま社会人になり、特に[手相占い]に触れるという事もなく過ごしてたんですけど、ある時なぜか突然『そうだ!プロに占ってもらおう!』と思い立ち、有名な[母]のところに行ったんです。

 

いや~、なんで社会人になってずいぶんたってから、急に『手相占いをしてもらおう!』と思い立ったのか、今となっては分からないんですけど…。 (;一_一)ナンデダロ

 

その日はすっごく寒くて、行列もすごくて、2時間以上は待ったと思います。

ボッチで行ってたから、途中で温かい飲み物買ってきたり、トイレに行ったりとかもできませんでした。 …そんな事はどうでもいいか。

 

私としては、手相を見たら「あら、珍しい手相ね」くらい言われるかと思っていたんですけど、[母]は全く動じず?「え~、あなたはそうねぇ…」みたいな感じで普通に占いを始められました。

 

まぁ、たくさんの方の手相を見ていらっしゃるのだから、ますかけ線なんて[母]にとっては珍しくもなかったのでしょうね。

 

内容としては、「27歳で結婚しそう」とか、その時は転職を考えていたので、それについて聞いてみると、「転職はしてもしなくてもどっちでもいい」みたいな事を言われたと思います。

 

占ってもらった時間は、10分弱くらいだったでしょうか。

 

その時は『あと数か月で27歳終わるけど、相手もいないのに電撃結婚でもするのかなぁ』とか『転職はしてもしなくてもうまくいくって事なのかなぁ』とか、ン千円支払って帰りながら、ぼんやり考えていました。

 

そして電撃結婚もないまま、あっという間に27歳は通り過ぎていき、転職は結局したんですけど、そこから更にまた転職する事には、なっちゃいました。

ただ、転職しなかったとしても明るい未来はなかったと思います。転職前の会社、倒産しちゃったみたいなので…。

 

恋愛運は外れてましたけど、仕事運は当たってた…のか!?

 

でも、ちゃんと占ってもらったはずなのに、もっといろいろ助言してほしかったというか、ずっと心がモヤモヤしたままっていうか、『なんか思ってたんと違う!』みたいに感じてしまって…。

それからもずっと、なんとなくモヤモヤしたまま過ごしてました。

 

すると、何年かしてたまたま見たチラシ広告かなんかで[手相占い]の通信講座を見つけたんです。

 

『こうなったら自分で勉強してみるか!?』

と思ったんですけど…。

通信講座の料金がちょっとお高かったので、すごく悩みました。

 

そしてしばらく悩んだ後、「今は少しだけど生活に余裕がある」「通信講座だからちゃんと教えてくれるだろうし、しっかり勉強すれば将来的に仕事にできたり役にたつかもしれない」と思い、清水の舞台から飛び降りるつもりで申込みをしました! (=゚ω゚)ノ

 

さっそく教材が送られてきて。

普通にテキストやなんかが入っていて。

『がんばって勉強するぞ~』なんてウキウキしながらテキスト読んだりしてました。

 

課題の提出もあったんですけど、てのひらの絵に何本か線が書いてあって、「この線は何線か。意味も合わせて書け」みたいな問題で。

テキスト見ながら一生懸命答えを書いて送りました。

 

そして何日かして添削されたものが戻ってきたんですけど…。

私の解答に[〇]や[×]がついているだけだったのですよ!! (>_<)

 

「それって普通じゃん!?」と思われるかもしれませんが!

 

私は、[赤ペン先生]みたいに添削されたものが返ってくると思っていたんです!

 

間違っているところは赤で「ここがこう違う」とか、「この線は何線で意味はこう」とか、「テキストのここをよく見て」とかって感じで。

でも[×]しかついてないから、何がどう違うのか全く分からない!

 

テキストを読み返してみても、あてはまる[線]がどれか分からない。

「え?どういう事?これ何線?この線(私が解答した線)以外テキストに載ってないよね?」みたいな感じで正解が分からないままだったんです。

 

ずっとそんな感じの添削だったので、どんどんやる気がなくなってしまって、だんだん課題を出すのがおっくうになってきたんです。

 

そしてとうとう、課題を提出しなくなってしまいました。

 

通信講座の講師?事務局?からは「課題が提出されていません」などの連絡は全くなくて、私はそのままフェードアウトするように、手相占いをやめてしまったんです。

ン万円支払ったにもかかわらず…です。 

 

今思えば、「どこがどう違うのか、[×]だけでは分からない」と、きちんと伝えればよかったんでしょう。

でも、その時はそんな事は思い浮かばず、「これじゃあ分かるはずないじゃん!」と、ただ腹を立てているだけでした。

 

課題のやり取りが[郵送]で時間がかかるというのも、やる気を削ぐ原因になったのかもしれません。

 

なんだかものすごくいい訳してるなぁ。(笑)

結局、私自身の「勉強しよう!」という気持ちが薄く、本気度合いが低かったんでしょうね。

 

ちなみにこの通信講座では、[ますかけ線]については、全く学ぶ事ができませんでした。

はっきり言って市販の手相占いの本よりも…。(笑)

 

だから、自分の手相については今もずっと『どうなんだろう?』とは思ってます。

そして、「占いの勉強って難しいな。情熱と根気がすごくいるな」って…。

 

いつだったか、よく当たると話題の占い師の方が、どうやって占い師になったのか、普段は何をしているのか、というドキュメント番組をテレビで見たんですが、占いの勉強に時間もお金もすごくかけていらっしゃって、その方がされている占いの本場である中国に、今でも勉強のために何度も行かれて「プロになってからもずっと勉強している」とおっしゃっていました。

 

すごいですよね。やっぱりそのくらいでないとプロの占い師にはなれないんですよね。

根性なしの私にはとても無理です…。

 

だから天下取れないのか! ( ゚Д゚)ハッ

 

という訳で「手軽に何か自分で占いを始めてみたいな」と思うなら、私でさえも何となくできている[タロット占い]がおススメですョ。